特定期間と消費税率で申告
- 消費税率が5%から平成26年4月1日から8%にアップされ、 8%の消費税率が平成31年10月1日から10%に増税されます。
- 基準期間の課税売上高が1,000万円以下の場合に消費税の納税が免除されていましたが、平成29年分の個人事業主の消費税の確定申告については、平成27年分の課税売上高が1,000万円以下であっても特定期間である平成28年1月1日から6月30日までの課税売上高及びその期間中の支払給与の額が1,000万円超である場合には、消費税の申告納付が必要です。
消費税率アップされる消費税
消費税率の変遷
平成26年3月31日まで | 平成31年9月30日まで | 平成31年10月1日以降 | |
---|---|---|---|
合計税率 | 5% | 8% |
10% |
消費税 | 4% |
6.3% |
7.8% |
地方消費税 | 1% |
1.7% |
2.2% |
地方消費税の計算 | 消費税×25% |
消費税×17/63 |
消費税×22/78 |
課税仕入れ等の税額の計算
- 平成26年3月31日まで
課税仕入れ等の税額=課税仕入れに係る支払対価の額×4/105 - 平成26年4月1日から平成31年9月30日まで
課税仕入れ等の税額=課税仕入れに係る支払対価の額×6.3/108 - 平成31年10月1日以降
課税仕入れ等の税額=課税仕入れに係る支払対価の額×7.8/110
税抜き表示で総額表示の特例
一般消費者に対して、商品、サービスを販売又は提供する場合の価格の表示については、消費税等を含んだ税込価格での総額表示をする必要があります。
しかし、平成25年10月1日から平成31年9月30日までの間は、総額表示の特例として税抜き表示が認められます。
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