確定申告で税金が還付
毎年の所得税の確定申告は税金を納めるだけではなく、確定申告をすることで税金が還付されたり、今年確定申告することで来年の所得税の確定申告の際に所得税を節税することができる場合があります。
還付してもらう確定申告
- 予定納税合計額が申告納税額より多い人。
- 中途退職して年末調整を受けていないなど源泉徴収税額が申告税額より多い人など。
医療費控除.住宅借入金等控除
- 医療費控除と住宅を購入した年に住宅借入金等特別控除等の適用受ける場合には、所定の必要書類を添付して確定申告書を提出する必要があります。
- 年末調整の際に適用を受けていない所得控除や扶養家族の移動等により増えた扶養控除額は確定申告をすることにより税金が還付されます。
純損失の繰越控除
- 商売やアパ－トの賃貸等で赤字の場合でも期限内に確定申告書(損失申告書) を提出することで、来年以降3年間連続して確定申告書を提出する際に今年の損失額(白色申告の場合には一定額)を控除できます。
- 翌年以降に損失を繰り越す変わりに青色申告者の場合には、その損失額を前年の所得から控除することによって前年分の所得税の還付請求も可能です。
雑損失の繰越控除
災害または盗難.横領により住宅家財等に受けた損失額は期限内に確定申告書を提出することによって雑損控除として損失が生じた年分の所得から控除し、なお控除しきれない損失は翌年以後3年間連続して確定申告書を提出することにより各年分の所得から控除されます。
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